アホな入院暮らし

アホな入院暮らし
2002/03/13

いつもは、本編と直接関係のない、本編抜きのいきなり編集後記と
して、ここに勝手なことを書き連ねてきましたが、今日はたぶん初
めて、本編と関連のある編集後記です(^^ゞ

ペインクリニックの話をアップしましたら、皆さまからＢＢＳにた
くさんのご反応をいただきました。やはり痛みの話になると、皆さ
ん、経験豊富というか、忘れられない思い出がおありのようなんで
すねぇ。そうですよね、痛みはいやですよね!!(^^;

丈夫なとどは、ほとんど入院経験がありません。入院したのは学生
時代の交通事故による脳震盪の入院と、30代のときの声帯ポリープ
手術による入院の２回だけです。どっちも生命にかかわるほどの手
術ではなく、大きな病気で入院された方には、申し訳ないような話
なんで、ここに書くのもなんか、気が引けます(^^ゞ

ただ、穂ちゃまのコメントに書きましたように、声帯ポリープの手
術の折には全身麻酔でした。声帯ポリープなんて、あんなもん声帯
に血豆ができたようなものですから、場所があんな繊細なところじ
ゃなけりゃ、針でつついて血豆をつぶす程度のことなんですが(^^;

しかし、痛みもなんにもなくても、声がかれて出なくなります。ま
あ、その原因は、毎晩のような酒、徹夜ばっかりの仕事、そして仕
事の席でも酒の席でも、口角泡を飛ばしてでかい声で議論ばっかり
していましたから(^o^)＼(^^ ) おまけにそのいずれにもぜんぶ煙
草がついて回ります。ポリープにもなりますよ(^^; よく存じ上げ
ているお医者様にいわれました。酒、夜更かし、議論、煙草。この
どれかひとつでも止められればねぇ～、って!!

その声帯ポリープの手術なんですが、これは、でかい機械を口に突
っ込まれる顕微鏡手術なんです。入院したのは西新宿の東京医科大
学病院。知り合いの先生の後輩がそこで教授をなさっておいでなの
で、ご紹介を受けました。しかし声帯ポリープごときで大教授の診
察をうけるってのも大げさですよね(^o^) しかもその後の直接担当
が、当時のσ(^^ )ぐらいの年齢の助教授!! ｵｰﾏｲｶﾞｰ!!＼(^^ )

手術の何日か前に麻酔適正の検査を受けました。そのとき、酒をか
なり呑む話をしましたら、麻酔担当の先生が､｢局部麻酔だけじゃ効
かないかもですね｣って笑っておられました。そして､もし効かなか
ったら、すぐに全身麻酔にしてあげるからといってくれました。

で、手術当日。日ごろ、酒ばっか呑んでいたとどには、いっかな局
部麻酔が効きません!!(^o^) もう、突っ込まれた顕微鏡手術の機械
が苦しくて苦しくて。それで手刀をあげてそれを左右に振ってダメ
出しを出したら、麻酔の先生があっさりと、点滴のチューブに太っ
とい注射で麻酔薬を注射してくれました(^o^) そして、その景色を
見つめながら、意識がなくなりました。

ふと病室のベッドで眼を覚ますと、からだが自由になりません。手
が動かないのです。しかも猛烈な尿意!!＼(^^ ) 導尿されていたん
です(^o^) それを自分で無意識に外してしまわないように手がくく
りつけられていたんですね。なんだか情けなかった(>_<)

しかも、身体中の筋肉が猛烈に痛いんです。ふだん何もしない人間
が運動した後みたいに、どこもかしこも筋肉痛だらけ。一瞬、手術
中に暴れだして押さえ込まれたのに、それを振り切るように思い切
り抵抗したためにこんな筋肉痛になったのだろうかと不安になりま
した(^^ゞやりかねないσ(^^ )ですからねぇ～!!(^^;

しかし後でうかがってみると、全身麻酔の一種の後遺症だというこ
とでした。あんな後遺症が残るんですね。知りませんでした。全身
麻酔をなさった方に、そんなご経験があったかうかがってみたい心
境です。誰でもなるもんなんでしょうか?!

ベッドの確保のために、１週間も前から入院。どっこも悪くありま
せんから、毎日毎日、３時の面会時間からそれの終わるまでずっと
喫茶室にこもって見舞いの人といておしゃべり三昧(^o^) 廊下です
れ違う看護婦さんに｢不良患者!!｣って指差されましたもん(^^;

東京医大の耳鼻咽喉科は、美人看護婦ぞろいで有名なところなんだ
そうで、入院中も一度、テレビの取材がありました。そんなところ
ですから、毎日、美人の看護婦さんに遊んでもらうわ、ひっきりな
しの見舞い客とだべるわで、優雅な入院生活でした(^o^)

このときの話をするとやたら長くなりますので、本日はこのくらい
で打ち止めにしましょう(^^; そうですね続きは、また明日でも!!

って、こんなもん書いてる暇があったら、本編のペインクリニック
を更新しなくちゃいけないんですけどね(^o^)＼(^^ )