高松･讃岐うどん行脚

高松･讃岐うどん行脚
2004/04/21

四国の松山、高松へ行ってきた。仕事は、松山にある某所への取材
であった。しかし、あまりの天気のよさ、桜の美しさに、取材陣は
しばし､｢仕事放棄突入準備状態｣となる(^o^)＼(^^ ) 四国の青空に
映える桜は、やさしい美しさに満ちていた(^-^)

往きは、飛行機で松山空港に入ったのだが、帰りは陸路高松へ。そ
こで友人２人と美味い鶏肉を食い、しかもその後、勇んで、朝まで
やっている讃岐うどん店へ。そしてその後に放り込んでもらった呑
み屋で、珍しい｢古酒｣と｢清酒｣をしたたかに堪能!! 酔った(^o^)

｢鶴丸｣。うどん名人いきなりのご指名でそれぞれ喰うものが決まる(^^; σ(^^ )は釜揚げ。

事前に、讃岐うどん行脚をしたい旨を伝えてあったところ、２人の
讃岐うどん名人が、讃岐うどん地図を用意し、行くべき店をコーチ
してくれた。お勧めの店は４店舗。そんなに喰えるんかいな?!(^^;

翌朝、目が覚めたらまだ酒が抜けていない。ロビーでコーヒーを飲
むと、身体が温まっていささか酔いがほわっと戻ってくる。それは
それで、けっこういい気分だったりするから困りものである(^^;

11時チェックアウトのきれいでサービスのよかったホテルを勇躍出
発。腹は空いてないが、酒で血糖値の上昇している身体が、とりあ
えず、なんか喰えと所望している。いざ、讃岐うどん屋へ(^-^)/

一軒目は、｢山鹿｣。看板を見ると｢うどんすき｣と書いてある。お座
敷もあるようで、いわるゆ立ち食いタイプの店ではない。この店で
まず、教えてもらった通りに、｢食べ分け｣をお願いする。

食べ分けとは、温かいままのぶっかけと、冷たいぶっかけを、時間
差で出してくれるものだ。時間差の理由は、茹で時間。冷やす分だ
け時間をかける。ひと玉をふたつに分けてもらって食べた(^-^)

左･山鹿のやさしかったおばちゃん。中･温ぶっかけ混ぜ込み後。右･冷ぶっかけできたて。

二軒目は､テレビでも有名だとタクシー運転手もいっていた｢池上｣｡
ここは元来が製麺所のようで、かたわらでせっせと製麺されるうど
んを、大きな茹で釜でお婆ちゃんが茹でている。この方が池上きみ
こさん(漢字不詳)＼(^^ ) 女優と同じ名前だ(^o^)

★追記★高松地元のCOMETさんから｢池上｣のお婆ちゃんの名前につ
いてYYBBSで正確な情報を頂戴。感謝!!m(_ _)m 正しいお名前は、
池上留美子さんとおっしゃるとか(^-^) ｶﾜｲｲﾅﾏｴ(*^-^*)＼(^^ )

茹で釜から上がる湯気がいい雰囲気。なんか、大も小もなく、とり
あえず｢ひと玉｣70円。玉数を申告して勝手に缶へお金を放り込む!!
σ(^^ )は小玉１ケ(^^; 脇のテーブルで、勝手に葱やら汁やらを入
れる。ここで、お薦めどおり、生卵をいれ、これを掻き回して卵か
けご飯のようにして食べることにした。もちろんぶっかけ!!

卵はひとつ30円。〆て100円なり(^o^) 美味かった!! あ、ちなみに
山鹿のうどんは、400円!! 美味くて、土産まで買っちゃった(^^;

左･曲がった腰で麺を茹で続ける。中･卵讃岐うどん。右･こんなに混んでるの!!

三軒目は｢はりや｣。ここではいきなり行列に遭遇(^o^) 表に見える
行列と同じくらいの行列が店内にも続いている。ううむ、普段だっ
たら、絶対行列してまで喰うことはないがこれはイベント(^o^) さ
そく行列に並び、待つこと１時間。やっと喰えた(^^;

店内で並んでいるときに、うどんを茹でてる活きのいい兄ちゃんに
カメラを向けると、いきなり腕を上げそうになった。やばい、写真
禁止かと思ったら、なんとピースサイン(^o^) やってくれるぜ!!

空いた席に案内されるとき｢あ､そこの空いた席、カメラマンさんど
うぞ!!｣だって(^^; お茶目な兄ちゃんや。ここでもシンプルにぶっ
かけ。しかし、他の客が頼んでいる天麩羅うどんは、とんでもない
量の天麩羅が乗ってくる。それで600円ぐらい。安っすいわ～!!

ぶっかけは350円だった。ただ､ここのうどんは、茹でた際の表面の
ぬめりがまだ残っていている気がしたが、そういう茹で方なのかも
しれない。麺はしこしこの喉ごしだったのだから(^-^)

左･この行列も名物とか。中･活きのいい兄ちゃん。右･件のぶっかけ。

そして四軒目。｢上原屋本店｣。スタンダードな普通の讃岐うどん屋
だと教えてもらっていった店。栗林公園のそばだった。公園の桜が
タクシーから垣間見えたが、晴天と緑に映えていた(^-^)

暖簾の奥に見えるのは、いかにも普通のうどんやという風情。しか
し、奥に入ると、調理場にいる人の数が普通じゃなかった(^o^) す
ごい人数で、手順よく、それぞれがそれぞれの仕事をこなしてる!!

ううむ､なんか、職人気質を感じて感動(^o^) ｢かけ小｣170円を頼ん
でお金を払い､しばし待つと、丼にうどんだけ入れたものをくれる｡
ぶっかけにしたいというと、｢テーブルで醤油かけて｣と案内された
････のだが、どうもあれはほんとにただの醤油だった(^o^)

そこで、汁のタンクに行き、小さな蛇口をひねって薄味出汁を少し
加えて、改めて食べなおす(^o^) ちと、ぶっかけ用タレにめぐまれ
なかったが、麺は、やはり、讃岐うどん!! 美味かった(^o^)

左･女の子に案内された(^^; 中･厨房はてきぱき!! 右・ぶっかけまえのうどん。

しっかり喰った(^o^) なんと３時間で、讃岐うどん４杯。かなり腹
はいっぱいだが、もう一軒行けといわれれば、行ってもいいかなっ
てな腹具合(^^ゞでも帰ってきてから、口角炎ができちまった(^^;
やっぱ無理喰いはできない歳なんだなぁと、後から実感!! でもま
た喰いに行きたい!!(^-^)/ 讃岐うどん、恐るべし(^o^)

駅に戻ってくると、なんか新しいタワーが建っている。馬鹿と煙の
類のとどは(^o^) さっそく昇ってみることにした。エレベータで展
望台へ。無料なんだよねぇ。ただしσ(^^ )は、展望ルームにあるク
イーンズシェフの窓辺席でコーヒー。雲ひとつない晴天で、瀬戸内
の景色が、実に見事だった。いい、高松の思い出である(^-^)

展望台からの風景。行きかう連絡船、屋島、そして高松城址。みんなきれいだった(^-^)

特別付録＼(^^ ) 合成写真(^^;
マリタイムプラザとシンボルタワー