たぶん１００本目

たぶん100本目
2002/06/29

徒然なるままに書き込んできたこの｢いきなり編集後記｣も、気がつ
いてみればこれが100本目の書き込みになります(^^ゞﾀﾌﾞﾝしかし
約１年の間にずいぶんといろいろなことを書き込んできたものだと
我ながら思います。ご愛読に改めて御礼申し上げますm(_ _)m

まあ100本書いたからといって､格別何かをしようというわけではな
いのですが(^^ゞこれを機に、これまでの日付順目次を過去目次と
して若干分類し、別ページに収め、日付順目次を更新することにし
ました。まあ改めて読んでいただくこともめったにないとは思うの
ですが、自分がなにかの折に探しやすくするためです。

そもそも、このサイト自体が自分の頭の中の備忘録的な意味合いを
持って作られていますので、そんな分類も必要になってくるのかな
と思いまして。しかしまぁ、自分の備忘録とはいえ、最近の書き込
みなど､なんだか小賢しいことばっかり書き込んでいますねぇ(^^ゞ

以前に｢小賢しさへの含羞｣などを書き込んだ割には、ちっともその
含羞を感じていることへの省みが現れていません。ということはま
あ、根が厚顔だということなのでしょう(^o☆)＼ｺﾝ!!

ペダンティックという言葉があります。日本語に訳すと衒学的とい
うのでしょうか。｢学を衒(ひけ)らかす｣ということです。この言葉
は半可通な奴がその半可通のままに、まさに学を衒らかすいらやし
さを表したものであって、ほんとうに学のある方がその学をきちん
と表現することはペダンティックとはいいませんよね(^o^)

どうもσ(^^ )は編集者時代を含めて、すぐれたもの書きの文章に
目を通す機会がたくさんあったせいでしょうか、そうしたすぐれた
人々の書いたものに対する畏敬の念から、自分の書くものの浅薄さ
がペダンティックに見えて仕方がありません。ですから一方で、ペ
ダンティックに陥らずに素直な表現で文章を綴っているサイトに対
する親愛もまた生まれるのだろうと思うのです。

以前にどこかで｢見る者｣は目だけが肥えてしまうという話を書いた
ことがあります。多分、どなたかとのメールやり取りの中だったよ
うな記憶はしっかりあるのですが(^^ゞもしかするとＢＢＳでもそ
んなことに触れたことがあろうかと思います。

この｢見る者｣として目だけが肥えてしまった者が、自分で何かを作
ろうと思うと、どうもいけません(^^ゞいいものだけを見てくりゃ
これまで｢見てきたもの｣と比較して、自分のものがすすけて見える
もんです。どだい、比較してしまうものがもともとすぐれているわ
けですから、はなっから喧嘩になりゃぁしないんです(^o^)

にもかかわらずこのサイトには、小賢しいと分かりつつ、かつ含羞
をそこはかとなく感じつつ(^^ゞしかし厚顔に、これからもいろい
ろな感想や思い、はたまた本や出来事への自分なりの批評を書き込
み続けていくのだろうと思います。

それは多分、自分のアイデンティティをどこかでしっかりと確認し
続けていたいという心根の表れなのでしょう。でも、学者や作家の
ように、対象とがっぷり四つに組んで調べ抜いたり考え抜いたりし
た結果のアイデンティティにはなりそうもありません。そのあたり
がきっと、ジャーナリスティックにものを見続けてきたとどの薄っ
ぺらで拙速な対象把握という在り様なのだと思います。と、ここま
で開き直れば、もう恐いもんなんかあるもんか(￣^￣)＼baki!!

まあ、こんな愚痴をいくらほざいても、この歳まで生きてしまうと
変えようもないようです(^^;＼(^^ ) このまま行くしかないようで
すが、ご用とお急ぎでない向きには、気の向いた折にでも、またお
いでになっていただければ、これに過ぎる喜びはありません。

自分の備忘録が基本とはいえ、どなたかに読んでいただくというの
は、文章を書くものにとっては、恥ずかしながらも(^^;また嬉しい
ものなのでして(^^ゞそんなわけですから、これからもどうぞよろ
しくご贔屓を賜りますよう、お願い申し上げます!! m(_ _)m