インタラクティブ

インタラクティブ
2002/01/15

一昨日のShockwave向上委員会の続きです(^^ゞとどは Shockwave
というものが、そもどんなものかよく知らないのですが(^^ゞサイ
トで検索してみましたら以下のように出ていました。

マクロメディア社の開発したインターネット上の技術で、動画や音
声、ゲームなどのマルチメディアコンテンツを実現する、現在もっ
とも普及しているプラグインソフトのひとつ、だということです。
また、ShockwaveFlashという､より小さいファイルサイズで動きの
ある画像を表現する方法もあるといいます。

とどのリンク先ではLois♪さんのHomepageにこれが用いられていて
いるようです、多分(^^ゞ水面に映る月にカーソルを当てると水面
がゆらゆらと揺れ始めるのです。えらくきれいなんです(^-^) こう
いうのもインタラクティブ(interactive)のひとつなんでしょうね｡
まあ､インタラクティブにはもっと幅の広い意味もありますが。

Shockwave向上委員会の中で特に気に入っている｢夜光虫｣という作
品は、画面にカーソルをあてて動かすと、それに応じて光や音のバ
リエーションが千変万化に変化します。そしてそれはただ美しいだ
けではなく、そこに添えられた詞とともに、こちら側の意識に深く
かかわりながら、何かを喚起しようとしてくるのです。

例えば夜光虫の24ある作品の中で、とどが好きな｢音階｣という作品
には、｢異なる音色が連なっているからこそ個が存在しうる理由｣と
いう解題が付されていますが、カーソルを動かしながらチェンバロ
やハープを奏でるような音を紡ぎだしていくとそれにあわせて光の
粒がオシログラフのような線を描き出します。ちょっと大げさにい
うとまるで自分が現代音楽を演奏しながら光のアートを作り出して
いるような気分です。アーティストみたい(^^ゞ

しかもそのオシログラフが跳ねて動くさまと、その音階を自在に動
かしている自分の感覚とを重ねていくと、先の解題の意味がしっと
りとこちらの意識の中に、忍び込んでくるのです。その一体感には
えもいわれぬ幸せが感じられてきます。

このときこの｢音階｣という作品とこれに触れて楽しんでいる自分と
の間にコラボレーション空間が生まれてきます。このあたりがどう
もインタラクティブといっていい部分なんだろうと思います。この
時、この作品はインタラクティブ空間で、自分の意識をあるベクト
ルに向けるための十分なツールとして作用しているのでしょう。

このことは、｢音階｣という作品に限らず、他の作品でも同様のこと
がいえます。滝のように光の粒が降ってくる中にリングを差し入れ
るとその流れが崩れながら軽やかな電子音が飛散していく様は、ど
こか雨の降る中を歩くことを思い出させ、かつて聴いた名曲である
｢雨に歌えば｣の喜びを連想させてくれたりします。

インターネットでこういうことができるのですね。これまで一般電
話回線が主流で速度の遅かったナローバンド時代のインターネット
では、Shockwaveは重いと評判が悪かったようですが(^o^) ブロー
ドバンド時代の中では、新しい表現を実現する実に面白いツールに
なるんだろうなぁと感じ始めています。

２月からとどのプロバイダーである地元のCATVでは512Ｋの速度が
いきなり８Ｍにアップします。また与えられるサイト容量も50Ｍと
一気に大きくなりますので、ブロードバンド対応のページ作りなど
もしたいなと考え始めていました。で、そのコンテンツをどうしよ
うかと迷っていたのですが、Shockwaveを使った表現もひとつの道
だなと、今回のサイトを見て考え始めています。

まあ、あとはそのツールを使って、何を表現するかですが、その点
については、頭の中、まだ真っ白です(^o☆)＼ｺﾝ!!