さる方に捧ぐるの書

さる方に捧ぐるの書
2001/10/17

いやぁ、また思わせぶりなタイトルで(^^ゞで、さる方って誰だっ
て聞かれちゃいそうですけど、そのお答えはこの文末に(^^;

捧ぐ書は、宮部みゆきの｢平成お徒歩日記｣。徒歩と書いて｢かち｣と
読みます。そんなに新しい本ではないんですが、先日仕事で行った
武蔵小金井駅前の本屋で、偶然見つけたものです。親本の発行が平
成10年、この文庫が今年の１月になっています。

企画の大元は、江戸時代の地図を現代の地上で歩いて、時間と距離
感を作家として掴みたいという、宮部みゆきの切なる思いから始ま
ってはいるんですが、連載が進む内に、徒歩という目的が薄らいで
ほとんど歴史グルメ散歩と化しているんです(^o^)

しかし、そんなこたぁどうでもいいんです。しかもここで捧げるに
は、内容さえ、実はどうでもいいんです(^o^)＼(^^ )ｺﾚ!! なんて
たって、この本に現れてくる宮部みゆきが、実に可笑しいというか
飄逸というか、その文章の端々に実にいい味を出してるんです。

出かける先々で、素っ頓狂なカッコの写真は撮るは、歩き回る先々
で、小さなネタを拾い集め、それを並べてしっかりくすぐるは。こ
う書くと、とどのまわりの親しい方々の中には、もしやとお気づき
になる方もいるかもしれませんねぇ(^o^)

似ているんですよ、この本の全体から漂ってくる可笑し味とさる方
のつねづねなる言動の可笑し味とが。その、さる方のサイトを眺め
た方なら、この本を二重に楽しめること請け合い(^o^)＼(^^ )

まだの方はぜひ、さる方のサイトを訪れ、そこを隅々まで楽しんで
から、この｢平成お徒歩日記｣を読まれることをお薦めします。絶対
間違いなく、おもしろさが倍増するはずです。

宮部みゆきの本だけで十分面白いのに、ここでこの本が二倍楽しく
なる方法を学んだあなたは、すごく幸せ者(*^_^*)＼(^^ )baki!!

ではでは、とどがこの書を捧げたい方のサイトをご紹介しましょう
か。ここ以下のベージュスペースのどこかに同じ色でリンクマーク
を隠しておきますから､お探しになって飛んでみて下さい(^o^) で
は皆さま、どちらもゆっくりとご賞味くださ～い!!(^-^)/

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