阪神ファンという祝祭

阪神ファンという祝祭
2002/09/12

おそらく生まれて２度目のプロ野球ナイトゲームを観戦してきまし
た。初めて観戦したのは今からおよそ40年前のこと。駒沢球場がま
だ現役の球場として生きていたころ、ここで東映フライヤーズの試
合を観たのが最初でした。たぶん中学生のころだろうと思います。

試合の内容など何にも覚えていません(^^ゞでもカクテル光線に浮
かび上がる天然芝のグリーンの美しさだけがくっきりと印象に残っ
ています。あれは、幻のごとく美しい風景でした。

今回は、阪神ファンの方に連れて行っていただいたのですが、チケ
ットの都合で、観戦した席は神宮球場の１塁側ヤクルト応援席でし
た。でも我々は阪神の応援をしていました(^^ゞ＼(^^ ) もっとも､
同じ１塁側に同様の人がたくさんいましたけど(^o^)

で、１塁側内野席から観ると、阪神側の外野席が真正面でした。そ
の席から見ると、およそ５千人に近い阪神ファンで埋った外野席は
マスごとひとつの応援席になって、みごとに整った応援をしていま
した。その整然として華やかな応援は、まるで祭のようでしたね。

で、とどは考えました。これはひとつの祝祭であると。秋の収穫祭
として祝われる村の祭は、共同体の紐帯をより強くするためのハレ
の祝祭です。その伝で考えると、まるでどこかの共産圏国家のよう
にみごとに整った＼(^^ ) 阪神外野応援席の風景は、鎮守の森でハ
レの集約として行われる祭の風景にとてもよく似ていました。

これは、村落共同体を失って都市というフィクションに集まった人
々が阪神タイガースという球団に仮託して、共同体的紐帯を固めよ
うとするひとつの祝祭的空間なのだろうと感じました。

これはまさしく流民の祝祭です。しかしだからこそ都市に住まう人
間として、こんなに気持ちのいいものはありません(^-^) そこでと
どは、本日から、阪神ファンのファンになりました(^o☆)＼kon!!

阪神という球団をよく知りません。というより、東京生まれで何気
なく読売巨人軍の知名度だけに引っ張られてきた、たったそれだけ
のプロ野球観戦者でした。よくこんなことをいっています。優勝を
競っていて勝ったときだけの巨人ファン＼(^^ ) まあ、ことほど左
様なプロ野球音痴ですが、今日初めて、自覚的に阪神ファンのファ
ンになりました＼(^^ )ﾅﾆｲｯﾃﾝﾀﾞｶ!!

球団ファンのファンになったわけですから、その祭神である球団に
ついてよく知らなければなりません。そこでとどは、本日より阪神
タイガースという球団について、いろいろとデータ集積をはじめて
その上で、阪神ファンのファンから、祭神である阪神タイガースの
ファンになりたいと、生まれて初めて、自覚的にプロ野球球団のフ
ァンになることを決意しました(^-^)/

で、今日のデータ!!(^o^) 藤川投手は今日が記念すべき第一勝目で
す。これはσ(^^ )にとっても､記念すべきデータでして、この思い
出を大事にしながら、阪神球団について、これから勉強しようと思
っています。阪神ファンの皆さん、どうぞよろしくm(_ _)m

って、こんないいかげんな阪神ファンを、生粋の阪神ファンは許し
て下さるのでしょうか(^^ゞ